最近017葉物の格好になってきました
■ 2021年 秋分

秋冬野菜の生育&播種は、やや遅れながらも何とか進行中。今年は夏の終わりに雨が多かったので畑の準備が難しく、一部の作業を簡略化せざるを得ませんdした。それでもきちんと育ってくれる種と野菜に感謝です。こいつらも最初は1mmくらいのゴミみたいな粒なんですが、どこからこんな生命力を捻りだすのかいつも不思議に思います。

あと1~2週間もすれば、だんだんと秋冬の盛りが始まりそう。僕自身の楽しみです!

最近016まだまだ播きます
■ 2021年 白露

「山の畑」に秋冬野菜の第一弾を播き、可愛い芽が出て生育中。しかし根と茎から増える雑草「スイバ」が勢力を増していたため、ひとつひとつほじくり出して廃棄しました。トラクターで耕すとどうしても粉砕されて増殖するんですよね。雑草すべてがダメなわけではないですが、こいつはタチが悪いので許しません。

それにしても今年は天候が不順で思うように仕事が進みません。色々工夫して進めてはいますが、ある程度天候を操作できる超能力でもあれば楽なんですけどね。

最近015よーしよしよしよし
■ 2021年 処暑

処暑という割には蒸し暑さが続きますが、朝晩はいくらか涼しくなってきました。ここから先は日照と雨とがほどよく繰り返してほしいところです。梅雨明けから今にいたるまで、あまりにも不順な天候が続いて参っています。

そんな中でもなんとかカボチャを収穫してハウスで乾燥中。抱っこしてあやしてみました。飛騨系の細長い品種で、これでもなじみ深い西洋系の肉質です。「すくなカボチャ」の名が有名ですが、これは商標なので特定地域の農家しか使えません。残念…。

最近014普通じゃない色合い
■ 2021年 立秋

一応「立秋」を迎えたものの、暑さが続く宮城県村田町。最低限お盆を過ぎないと暑さは和らがないと思います。しかし今年は連日30度越えで、体感的には過去一番の暑さ!まんべんなくここまで暑いのはそうそうないんじゃないでしょうか。雨も少ないし。

画像は夏の風天の売りの一つである、色とりどりのピーマン諸君。赤や黄が「ない」のがポイントで、他にはない色合いの品種をアソートしています。固定種以外にも自家採種のオリジナル品種「グリーンテンダー」が混ざり、異彩を放ちます。

最近013暑さに参っているゴロー
■ 2021年 大暑

大いに暑い、大暑の時期となりました。梅雨明けしてから急な暑さで人も野菜も動物もキツイ今日この頃。影響はもちろん犬のゴローにも出ました。

普段は軽トラの助手席に乗って、どこにでも一緒に出かけるのが好きなのですが、連日の30度超えの気温はさすがにきいたようです。「畑に行くよ」と声をかけても小屋から動こうとしません。毛むくじゃらだから仕方ないんですかね。君はのんびりしていなさい。ご主人は働いて来るから…。

最近012学生さんにお話をする中山
■ 2021年 小暑

尚絅学院大学の学生さんがご来訪。農家としての風天というよりは、新たに地域に入って農業を始めるという「生き方」についての話を主に聞きに来られました。コロナ禍でイベントを休止している中で、久しぶりに大人数の来客で掃除にてんやわんやでした。

田舎のポツンと一軒家ですし、そこそこの広さがあるので14人でしたが特に「密」という感じはありませんでした。少しは学生さんの心に残るお話ができたのか、後日感想のメールを頂いたりもしました。嬉しいものですね。

最近011この品種は「とうや」
■ 2021年 夏至

夏至でゲシ。じゃがいもの掘り取りはだいたい今くらいからスタート。品種によって、掘りたてが美味しいものと少し置いた方が良いものとがあります。最初は掘りたてが美味しい品種から、出荷する分だけ少しずつ掘り進み、真夏に集中収穫するのです。

この真夏の集中収穫がかなりキツく、熱中症寸前でクラクラになります。機械で掘りはしますが、拾うのも運ぶのもすべて人力。全ての芋を蔵に入れ終わった後は、文字通り泥のように眠ります。

最近010見ているだけで香ってきそうな
■ 2021年 芒種

草刈りも頻繁にする時期となり、農繁期MAXになってまいりました。最近の画像も「小満」をすっ飛ばして芒種です。豆類が取れ始める時期で、風天ではソラマメとスナップエンドウを収穫中。もう少し後にグリーンピース、さらにしばらくしてからサヤインゲンと続きます。

一方でニンニクやタマネギもそろそろ収穫時期となり、先日はニンニクをすべて掘り上げて乾燥用ビニールハウスに移しました。軽トラに積んだ時点でなかなかの「かくわしさ」これにタマネギも加わった時のハウス内の匂いは、推して知るべしでございます。

最近009食べても美味しいルッコラの花
■ 2021年 立夏の

どんどん暖かくなり、暦の上では夏の始まりとなる「立夏」だそうです。まだそこまで暑いわけではありませんが、暗く寒い冬は遠くへ去りつつあるのは日々実感しています。

画像はあまり見る機会がないであろうルッコラの菜の花です。若くつぼみが開く前のものは食材としても珍重されます。菜の花なのに少し強めのルッコラの風味があり、特にプロの料理人さんに人気なのです。

これだけ売ってくれという方もありますが、収穫が非常に手間なのであいにくお請けしておりません。お店向けのセットには入る場合もありますが、タイミングが合った時のみですね。

最近008綺麗な紫の花が印象的です
■ 2021年 穀雨の

正確には「穀雨」には2日ほど早いのですが、恵みの雨が降りました。例年春は乾燥ぎみのため、雨は本当に嬉しいものです。雨が降って喜ぶ職業は、農家以外にはそう多くないんじゃないでしょうか。昨秋イノシシやカモシカの被害を受けた人参のリベンジ播種も住み、気温も上がるようなので順調に発芽するでしょう。既存のお客さんへの出荷も順次再開となり、ようやく風天にも本格的に春が来た気分。

画像は最近のソラマメ。積算温度が高いせいか、生育は早めに見えます。今後の天候にもよりますが、今年は出荷開始が早く、収量はやや少なくなる気がしています。村田町の特産品でもあるソラマメをできるだけ多くのお客さんにお届けしたいのですが、収穫が結構キツイ作物なのでどこまでできるか分かりません。

最近007溝を切って植え付けていきます■ 2021年 清明の

4月に入ると風天ではジャガイモ植え付けの季節。周りの農家はもう少し早く植える人が多いですが、ジャガイモは多少遅くてもあまり問題ありません。他の仕事との兼ね合いもあり、今の時期になるのです。

ジャガイモの仕事はトマトやタマネギと並んでキツイ仕事のひとつです。重量野菜でそもそも重いというのもありますが、土を動かす作業が多くこれが結構な力仕事になるのです。また風天では一般的な多品目農家より多めにジャガイモを作るので、どうしても準備と植え付けに時間がかかります。今年は昨年より味を濃くするために、少し管理方法を見直す予定。美味しくなれよ。

最近006分解してフレームを露出させました
■ 2021年 春分の

狭い場所で重量物を運ぶのに便利な機械が「運搬車」…なのですが、風天にはありません。小さなものでも新品で買うとけっこういいお値段がするのです。そこで古い「ハーベスター」という機械を買ってきてエンジンとフレームだけにして、運搬車に改造することにしました。

ハーベスターとは、つまり自走式脱穀機のこと。米や麦を脱穀するための機会です。これとは別に作物を刈り取って結束するのが「バインダー」、それを合わせて一発処理できるのが今主流の「コンバイン」なのです。つまりハーベスターは今や需要があまりなく、中古を安く買えたというわけ。まだ脱穀部分を分解しただけですが、運搬車として活躍してくれるのが楽しみな機械です。

最近005巣の入り口でダラダラしてるアリたち
■ 2021年 啓蟄の

季節は春の始まりの啓蟄へ。だんだんハチが飛び、カエルが歩き、クモが走り、コジュケイが絶叫するようになってきました。生き物の動きが活発になってくると季節を感じますね。真冬に元気に跳ね回ってるのはイノシシくらいなものです。

画像は家の近くで見つけたアリの巣。暖かいような寒いような天気で、巣の入り口でたむろしてダラダラしていました。お前らも働けー、とばかりに息を吹きかけてみましたら「ひゃあ!びっくり!」という感じで慌てて動き始めていました。

最近003梅の開花が始まりました
■ 2021年 雨水の

暖かいところでは梅の花が咲き始め、春の訪れが近づいている気がします。農家は季節の移り変わりを肌で感じながら仕事ができるのが、良いところの一つだなと思います。草刈り中に小さなクモがたくさん逃げていくのを見て、気温の上昇を実感したりもしますよ。嫌な人は嫌でしょうけど。

最近はテレワークも定着してきたような雰囲気ですが、実際にテレワークしている・できているのは働く人全体の2割前後なのではないでしょうか。当てずっぽうの予想ですけど。職場に行けなければ成立しない仕事だってたくさんありますからね。僕も疲れた時は「テレファーム」を夢想しますが、体を動かさないとかえって調子が悪くなるので、今のままがいいのかもしれません。

最近003畑の随所にあるイノシシの糞
■ 2021年 立春の 2■

畑の草刈りをして春の準備を進めていますと、あちこちにゲンコツよりも大きな糞が落ちています。にっくきイノシシたちの糞です。体が大きいと食べる量も多く出すモノもおおきくなるのでしょうか。画像は比較的「できたて」のものと思われます。勘弁してほしいなあ。

しかし先日の夜中の地震には驚きました。村田町は震度5強とのことでしたが地盤によって揺れ方はかなり違い、我が家はおそらくさほどでもなかった部類。ひどいところでは家の土台がずれたり、家の中のものが散乱したりと大変な様子です。東日本大震災の時は、大きな揺れの数日後に「本番」がありました。いつ本番が来てもいいよう、備えはしているつもりです。皆さんもお気をつけて。

最近002二回目の除雪を終えた、家に至る細い道
■ 2021年 立春の

暦の上では春を迎えましたが、何か畑で仕事をしようとすれば雪が降り、思うように事が進みません。今日も朝に一回、昼前に一回除雪トラクターで出動。山の上にある我が家は、あまり積もらないうちに除雪をしないと車での上り下りができなくなるのです。途中のクランク部分がなかなかの急坂でして。

ようやく二回目の除雪を終えて、ニワトリたちに野菜を食べさせ水を補給して、やれやれと思いながら家の中へ。ふと外を見ると、またぼたん雪がボンボコ降り始めています…。この調子だとまた少し積もるなあ。


最近001薪ストーブを堪能するゴロー
■ 2021年 大寒の

寒い日が続きます。個人のお客さんへの定期宅配は春まで基本的に休止となり、飲食店さんへのお届けも遠からずストップの見込みです。それでも春の準備は始まっており、畑周りの草刈りやら種の在庫確認やら道具のメンテナンスやらで相変わらず忙しい日々です。

配達が完全休止となっても遊んでいられるわけではなく、むしろ春の準備を集中的に実施する期間となります。野菜農家は一年中休まる暇がないのです。好きでやってるからいいですが、これが「やらされてる」状況ならブラックの極致でしょうね。いつもバタバタしている人間をよそに、動物たちだけはいい身分。